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pop'n music Genre: KAGRUNGE (カグランジ)<br> | pop'n music Genre: KAGRUNGE (カグランジ)<br> | ||
pop'n music Character: ぐわんぜさま [ | pop'n music Character: ぐわんぜさま [CSp2]<br> | ||
First Music Game Appearance: [[ | pop'n CG designer: [[Maya Takamura|MAYA]]<br> | ||
First Music Game Appearance: [[CS pnm portable 2|pop'n music portable 2]]<br> | |||
Other Music Game Appearances: | Other Music Game Appearances: | ||
* [[ | * [[AC pnm 20|pop'n music 20 fantasia]] | ||
* [[ | * [[CS pnm rhythmin|ポップンリズミン]] あさきパック1 | ||
== Lyrics == | == Lyrics == | ||
=== Game Size === | |||
==== Japanese ==== | |||
<pre>千変し 万化し 枯れてなお | |||
ちぎれちぎれもたかだかと | |||
その川聊かの瑕瑾なく | |||
すりすり すりすりと擦れ合ふ | |||
枯れてなお 枯れてなお | |||
この川の どこへ行く | |||
いづくより 生れて いづこ | |||
ねんねこに沈み 弾け飛び ぴゅっぴゅっぴゅ | |||
蝉のような鼻をしたおかあさん | |||
「このひとでなし!」 | |||
蝉のような口をしたおじいさん | |||
「あいや おかしな なあ」 | |||
蝉のような耳をしたおばあさん | |||
「わあ ちんちくりん!」 | |||
蝉のような顔をしたおとうさん(代表者でもある) | |||
「あいや みにくいもの」 | |||
遮るもの無き名月 はんなり | |||
立派なおべべに赤帯垂らして | |||
恥らうことなく山から川へと | |||
ころころ 転んで | |||
みんみんの声 届けてくれたのさ | |||
ぴょんぴょん跳んではそうぞうしい(後ろ前である!)が | |||
ぴんとひらめいた かしこい彼は言う | |||
「大きな声ではいえないけれど | |||
小さな声では聞こえませんの!」 | |||
月蝕は刻々とすすんでいる | |||
夜蝉が鳴いている | |||
死にたくはなしと鳴き叫んでいる | |||
屍には落葉が積もり | |||
川となり 海となる | |||
すべては千変し 万化し | |||
その輪郭をぼかしながら | |||
天高く透く一片の雲に過ぎず | |||
だが 生きてこそ | |||
呪われた 鬼の子供と呼ばれ | |||
唾を吐かれて 泥をなげられて | |||
それでも | |||
諸手かざして | |||
蒼天の縷々を綴る | |||
望まれずに生まれて | |||
愛を知らず枯れていく | |||
ああ 愛を | |||
誰か彼に愛を | |||
枯れてなお</pre> | |||
==== Romaji ==== | |||
{{hide text|<pre>senpenshi mankashi karete nao | |||
chigirechigire mo takadaka to | |||
sonokawa isasaka no kakin naku | |||
surisuri surisuri to suregoufu | |||
surisuri surisuri | |||
karete nao... karete nao... | |||
kono kawa no doko heiku | |||
itzuku yori umarete itzuko | |||
nenneko ni shizumi hajike tobi pyuppyuppyu | |||
----------------------------------------------- | |||
semi no youna hana wo shita okaasan | |||
"kono hito denashi" | |||
semi no youna kuchi wo shita ojiisan | |||
"aiya okashina naa" | |||
semi no youna kuchi wo shita ojiisan | |||
"waa chinchikurin" | |||
semi no youna kao wo shita otousan (daihyou shade mo aru) | |||
"aiya minikui mono" | |||
----------------------------------------------- | |||
saegiru mononaki meigetsu hannari | |||
rippana wo bebe ni akatai tarashite | |||
hajirau koto naku yama kara kawahe to | |||
korokoro koron de | |||
minmin no koe todokete kureta no sa | |||
pyonpyon tonde wa souzoushii (ushiro mae dearu!) ga | |||
pinto hirameita kashikoi kare wa iu | |||
"ookina koede wa ienaikeredo | |||
chiisana koede wa kikoemasen no!" | |||
----------------------------------------------- | |||
gesshoku wa kokukokuto susunde iru | |||
yorusemi ga naite iru | |||
shinitaku wa nashi to naki sakende iru | |||
shikabane ni wa rakuyou ga tsumori | |||
kawa to nari umi to naru | |||
subete wa senpenshi mankashi | |||
sono rinkaku wo bokashinagara | |||
ten takaku suku ippen no kumo ni sugizu | |||
(aa daga ikitekoso) | |||
norowareta oniko to yobare | |||
kagaribi no kagee to narite | |||
soredemo | |||
morote kazashite | |||
souten no ruru wo tsuzuru | |||
nozoma rezu ni umarete | |||
ai wo shirazu kareteiku | |||
aa ai wo | |||
dare kakare ni ai wo | |||
karete nao</pre>}} | |||
=== Long Version === | |||
==== Japanese ==== | |||
{{hide text|<pre>最初にいっておくが | |||
おそらく これより先に続くお話に意味はない | |||
正しくは | |||
このお話にも だ | |||
わたしに 伝えたいことなど まるで 何もない | |||
わたしが 姿を変え形を変え | |||
一連のものがたりを通して | |||
これまでに伝えてきた | |||
そして これからここへ記す言葉や思考思想等々 | |||
これらには何の意味もないし価値もない | |||
無意味 だ | |||
無価値 だ | |||
先に無 後に無 | |||
だが | |||
生きてこそ | |||
それでこそ | |||
―前編― | |||
千変し 万化し 枯れてなお | |||
ちぎれちぎれもたかだかと | |||
その川聊かの瑕瑾なく | |||
すりすりと擦れ合ふ | |||
すりすり すりすり | |||
枯れてなお 枯れてなお | |||
この川の どこへ行く | |||
いづくより 生まれ いづこ | |||
ねんねこに沈み 弾け飛び ぴゅっぴゅ | |||
ぴゅっぴゅ ぴゅっぴゅ | |||
蝉のような鼻をしたおかあさん | |||
「このひとでなし!」 | |||
蝉のような口をしたおじいさん | |||
「あいや おかしな なあ」 | |||
ぷんぷん! ぷんぷん! | |||
蝉のような耳をしたおばあさん | |||
「わあ ちんちくりん!」 | |||
ぷんぷんぷん! | |||
蝉のような顔をしたおとうさん(代表者でもある) | |||
「あいや みにくいもの におう におうぞ」 | |||
遮るもの無き名月 はんなり | |||
立派なおべべに赤帯垂らして | |||
恥じらうことなく山から川へと | |||
ころころ 転んで | |||
みんみんの声 届けてくれたのさ | |||
ぴょんぴょん跳んではそうぞうしい(後ろ前である!)が | |||
ぴんとひらめいた かしこい彼は言う | |||
「大きな声ではいえないけれど | |||
小さな声では聞こえませんの!」 | |||
それを聞いていた 彼の歩幅にあわせて | |||
ぴょんぴょんと飛びまわる かわいらしい生き物たち | |||
「わっはっは! あっはっは! | |||
なんとも機知に富んだ 物言いであることか!」 | |||
ここには数多の | |||
動物のような姿をしたものたちがいるようだ | |||
うさぎのような長い耳を持つ ひと がいる | |||
かめのような固い甲羅を持つ ひと がいる | |||
たぬきのような挙動を見せる | |||
抜き差しならない ひと もいる | |||
きつねのような 実に妖艶な ひと もいる | |||
大きな 象のような | |||
ついぞない鼻をもった ひと までもがここにいるのだ | |||
なんともはや! すばらしい! | |||
皆一様に跳ねまわっている | |||
実にほほえましい光景だ! | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような鼻をしたおかあさん | |||
「あのひとでなし!」 | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような口をしたおじいさん | |||
「あいや 不潔な なあ」 | |||
ぷんぷん! ぷんぷん! | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような耳をしたおばあさん | |||
「うそつきぼうや!」 | |||
ぷんぷんぷん! | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような顔をしたおとうさん(代表者でもあるのだ) | |||
「あいや あな おそろしや」 | |||
こうして毎日 | |||
呼吸も忘れて 身とも影ともつかずが重畳 | |||
そこから わんさと 子を積む 山車出て | |||
厳粛に おごそかに 真っ赤な橋脚 垂直に | |||
のぼる!! | |||
赤色の肌をちらりとみせる 立派な髭をもつ聖人 | |||
「いいかい諸君よ わたしは高きを恐れず進み | |||
汚いものをなくそうと思うのだが | |||
どうか!」 | |||
小さなつぶねたち | |||
「おー―!」 | |||
自身の立派な象徴を直視しながら | |||
蜃気楼のような背中を震わせる聖人 | |||
「う う ううーん!」 | |||
どうやら彼はもう一声ほしいようである | |||
「ど ど どど どどど どどどど | |||
どうか!!」 | |||
大きなつぶねたち | |||
「おおー―――!!!」 | |||
彼らの賛同に 聖人様はひどくご満悦なようで | |||
仰向けになりながら | |||
お店頭様にむけて黄ばんだ体液を吐き | |||
こう叫んでいる | |||
「おい貴様ら! | |||
無価値で無様で滑稽な蝉どもめが! | |||
見ているか! | |||
やったぞやったぞうやったのだ! | |||
とうとう私はやったのだー!」 | |||
彼の顔面は自身で吐いた | |||
黄ばんだお勤めに覆われている | |||
彼はどうやら ついにやり遂げたらしい | |||
おめでとう! | |||
おめでとう! | |||
赤い肌を見せる名も無き聖人よ! | |||
貴殿はとうとうやったのだ!! | |||
私のような下々の者には | |||
到底理解できない類の偉業ではあるが | |||
彼はおそらく何かをやりとげたのであろう | |||
おめでとう! | |||
玉の緒溜まり 鳴き響もす | |||
ころり ころり ころころ ころり | |||
何か 鉄をこすりあわせた音のような | |||
不愉快な音が聞こえる | |||
前から後ろから聞こえる | |||
天と地の和解の証なのだろう | |||
そう思いたい | |||
精一杯だ 皆一生懸命だ | |||
誰が為に 誰の為に | |||
ここは何処だ | |||
お前は誰だ | |||
お前はどこに立っている | |||
件のおかあさん | |||
「うーん」 | |||
件のおじいさん | |||
「ううーん」 | |||
件のおばあさん | |||
「うーんうーん」 | |||
件のおとうさん(かつて代表者であった) | |||
「ううーん ううーん ううーん」 | |||
苦しんでいる | |||
何故かはわからない | |||
(本当は知っているのだが 教えることは出来ない) | |||
苦しんでいる | |||
遮るもの無き少年 ころころ | |||
立派なおべべに赤帯垂らして | |||
恥じらうことなく 袖から袖へと | |||
ころころ ころころ ころころ ころころ | |||
ころころ ころころ ころころ ころころ | |||
ころころ ころころ ころころ ころころ | |||
後ろ前だが かしこい聖人が言う | |||
「大きな声ではいえないけれど | |||
小さな声では聞こえませんな!」 | |||
皆 | |||
「わははは! ちがいないちがいない! | |||
君は実に趣き深いなあ!」 | |||
くらがりの中で蠢くひかりをあつめて | |||
こぼれて あつめて | |||
子を棄つる薮は在れど 身を捨つる薮は無し | |||
―そうこうしているうちにも― | |||
月蝕は刻々とすすんでいる | |||
夜蝉が鳴いている | |||
死にたくはなしと鳴き叫んでいる | |||
屍には落葉が積もり | |||
川となり 海となる | |||
すべては千変し 万化し | |||
その輪郭をぼかしながら | |||
天高く透く一片の雲に過ぎず | |||
呪われた 鬼の子供と呼ばれ | |||
篝火の影絵をなりて | |||
唾を吐かれて 泥をなげられ | |||
それでも | |||
諸手をかざして | |||
蒼天の縷々を綴る | |||
望まれずに生まれて | |||
愛を知らず枯れていく | |||
ああ 愛を | |||
誰か彼に愛を | |||
いろいろなものに接吻をしながら | |||
赤い背中をした彼は言う | |||
「言われていたのだ! 言われていたのだ! 言われて! | |||
彼は呪われた子であり! | |||
全くもって■■■■■■である! | |||
実際 | |||
彼に価値はない! | |||
彼には何の価値もない! | |||
彼の存在を喜ぶ者もいない! | |||
彼は圧倒的にひとりだ! | |||
彼の周りには誰もいない! | |||
彼にはまるで希望がない! | |||
微塵の可能性もない! | |||
そうだ彼は無意味だ! | |||
無意味で無価値で無様で滑稽だ! | |||
絶望的だ! | |||
本当にわらえるだろう! | |||
おわらいぐさだ おわらいぐさ! | |||
わらえるぞ あいつを見てみろ | |||
みんな! 見ろ! みんな! あやつを見てみろ! | |||
わらえるぞ わっはっは ああ わらえる | |||
わらえるわらえるわらえてしかたがない」 | |||
誰のことを指しているのだろうか | |||
皆 首を三百六十度 こてこてと傾けてはみるものの | |||
ちいとも想像がつかない | |||
とにかく騒ぎに便乗することにしたようだ | |||
うしろまえの動物たち | |||
「しかたないしかたない! しかたがない!」 | |||
皆嬉しそうだ | |||
「そうだろう!」 | |||
全身が焼けただれた男 | |||
「どうだ!それが私だ!」 | |||
真実を知り ひどく驚いた役者たち | |||
「ぎゃあ! ぎゃふん! ぴゅっぴゅ!」 | |||
皆の口からは大量の | |||
琥珀色の火虫が吹き出している | |||
のたうちまわっている | |||
喉を掻きむしっている | |||
顔の大部分は凍りつき 崩れ落ち 剥がれ落ち | |||
背中は炎に包まれている | |||
かなしいことだ | |||
もう誰も救われない | |||
おめでとう! おめでとう彼のひと! | |||
してやったり! だ! | |||
的然として日の下 | |||
目を開く ひと | |||
しんがりで吊る ひと | |||
正覚とすがる ひと | |||
我執に喰われ 枯れていく 其のひと | |||
そうだ | |||
これこそが真実だ | |||
そうだ まさに真理 | |||
気がつくと誰もいない | |||
何者もいない | |||
あれほどの騒ぎが嘘のようだ | |||
ただ | |||
夜空の中心で凍りつく | |||
透明な川の 純朴なせせらぎだけが聞こえる | |||
全ては夢だった | |||
全て夢の中の出来事 | |||
ほんとうに かなしいことだ | |||
千変し 万化し 枯れてなお | |||
ちぎれちぎれもたかだかと | |||
その川聊かの瑕瑾なく | |||
すりすりと擦れ合ふ | |||
すりすり すりすり | |||
枯れてなお 枯れてなお | |||
枯れてもなお | |||
そこに何の意味があろうおか | |||
私にはわからない | |||
誰にもわからない | |||
もうここには誰もいない | |||
天の庭 樹のひと曰く | |||
―後編 本編― | |||
おぼろげに朧の橋を渡っていると | |||
宙を呼ぶ声が聞こえる | |||
受戒せんと数多の落葉たちの | |||
「宿報である」と言う叫びだ | |||
その声は次第に験仏の代弁として | |||
眼下 月光あまねし大河を ひた流れる現未と結び | |||
灼熱の虹へと姿を変えていく | |||
「いずくより ああ 生まれて いずこ」 | |||
―天の庭へ― | |||
天つ日の不請の清く | |||
彼のひとの間をすり抜ける | |||
あまりにも まぶしすぎて | |||
誰も 気がつくことは無い | |||
かなしいことだ | |||
ほんとうに | |||
おそろしいことだ | |||
ほんとうに | |||
暗澹たる中天を跨ぐ灼熱の梯子に | |||
群がる落葉たちが口々に叫んでいる | |||
「枯れ■■■■! 朽ち■■■■!」 | |||
呪われた鬼の子供は澱み | |||
日輪の大つぶに揺れながら | |||
流れ木の鎖をれかへる | |||
塞きる六識の縷々と綴り | |||
今日も生きてこそ | |||
明日も生きてこそ | |||
枯れてなお | |||
影の地につきささる | |||
灼熱のたばしり朽ちてなお | |||
それでも | |||
生きてこそ | |||
生きてこそ | |||
なにくそ こなくそ | |||
生きてこそ | |||
それでこそ | |||
今日もまた 生きてこそ | |||
一秒先を生きてこそ | |||
二秒先を生きてこそ | |||
三秒先を生きてこそ | |||
今日も明日も明後日も来週も来月も来年も | |||
生きてこそ | |||
「そうだ そうだ! | |||
俺はお前を愛してやるぞ! | |||
俺だけはお前を愛してやるぞ!」 | |||
天の庭にて 赤い背中の男曰く</pre>}} | |||
==== Japanese (Unofficial) ==== | |||
{{hide text|<pre>─前編─ | |||
千変し 万化し 枯れてなお | |||
ちぎれちぎれもたかだかと | |||
その川聊かの瑕瑾なく | |||
すりすり すりすり | |||
すりすりと擦れ合ふ | |||
すりすり すりすり | |||
枯れてなお 枯れてなお | |||
この川の どこへ行く | |||
いづくより 生れて いづこ | |||
ねんねこに沈み 弾け飛び ぴゅっぴゅっぴゅ | |||
蝉のような鼻をしたおかあさん | |||
「このひとでなし!」 | |||
蝉のような口をしたおじいさん | |||
「あいや おかしな なあ」 | |||
蝉のような耳をしたおばあさん | |||
「わあ ちんちくりん!」 | |||
蝉のような顔をしたおとうさん(代表者でもある) | |||
「あいや みにくいもの」 | |||
遮るもの無き名月 はんなり | |||
立派なおべべに赤帯垂らして | |||
恥らうことなく山から川へと | |||
ころころ 転んで | |||
みんみんの声 届けてくれたのさ | |||
ぴょんぴょん跳んではそうぞうしい(後ろ前である!)が | |||
ぴんとひらめいた かしこい彼は言う | |||
「大きな声ではいえないけれど | |||
小さな声では聞こえませんの!あっはっは!」 | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような鼻をしたおかあさん | |||
「あのひとでなし!」 | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような口をしたおじいさん | |||
「あいや 不潔な なあ」 | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような耳をしたおばあさん | |||
「うそつきぼうや!」 | |||
その素敵な会合を 木の上より俯瞰する | |||
蝉のような顔をしたおとうさん(代表者でもあるのだ) | |||
「あいや あな おそろしや」 | |||
こうして毎日 | |||
呼吸も忘れて身とも影ともつかずが重畳 | |||
そこから わんさと 子を積む 山車出て | |||
厳粛に おごそかに 真っ赤な橋脚 垂直に | |||
赤色の肌をちらりとみせる 立派な髪をもつ聖人 | |||
「いいかい諸君よ わたしは高きを恐れず進み | |||
汚いものを無くそうと思うのだが | |||
どうか!」 | |||
玉の緒溜まり 鳴き響もす | |||
とこなから 不愉快な音が聞こえる | |||
前から後ろから聞こえる | |||
*** | |||
「おめでとう」 | |||
「おめでとう」 | |||
「おめでとう」 | |||
「おめでとう」 | |||
「おめでとう」 | |||
天と地の和解の証なのだろう | |||
そう思いたい | |||
そう思い食いから! | |||
かわいいや!? | |||
遮るもの無き少年 ころころ | |||
立派なおべべに赤帯垂らして | |||
恥らうことなく 袖から袖へと | |||
ころころ ころころ ころころ ころころ | |||
ころころ ころころ ころころ ころころ | |||
後ろ前だが かしこい聖人が言う | |||
「大きな声ではいえないけれど | |||
小さな声では聞こえませんな!」 | |||
皆 | |||
「ちがいないちがいない! | |||
ふっふっふっふ!」 | |||
子を棄つる藪は在れど 身を捨つる藪は無し | |||
─そうこうしているうちにも─ | |||
月蝕は刻々とすすんでいる | |||
夜蝉が鳴いている | |||
死にたくはなしと鳴き叫んでいる | |||
屍には落葉が積もり | |||
川となり 海となる | |||
すべては千変し 万化し | |||
その輪郭をぼかしながら | |||
天高く透く一片の雲に過ぎず | |||
ああ だが生きてこそ | |||
呪われた 鬼子と呼ばれ | |||
篝火の影絵となりて | |||
それでも | |||
諸手かざして | |||
蒼天の縷々を綴る | |||
望まれずに生まれて | |||
愛を知らず枯れていく | |||
ああ 愛を | |||
誰か彼に愛を | |||
枯れてなお | |||
いろいろなものに接吻をしながら | |||
赤い背中をした彼は言う | |||
「言われていたのだ! 言われていたのだ! 言われていたのだ!」 | |||
彼はそ呪がそうを子あり! | |||
─実際─ | |||
有う 雨は使徒 と 失笑の 夫競うとを | |||
とう馬鹿っと 口る総裁! | |||
飲酒ともしく死守しててしょうとくしらしんね! | |||
縦令意味は 無意味で無くるくるで鰤珍で落ちる! | |||
くわぎゃ 瞋怒こを 撓死ね や! | |||
─かなしいことだ─ | |||
あたしだって | |||
「知徳と恨みにもう蔵半力(がんりき)」 | |||
人々のださいって ううーんなんですこう? | |||
「昼思考た殺殺無心性(芹性)」 | |||
真実を知り ひどく驚いた役者たち | |||
「あわおぉ〜う! ぎゃあ! ぎゃふん! ぴゅっぴゅ!」 | |||
侮しいっ | |||
「見っつれにいとうしう、生まれて 認識 | |||
我々の歌 をたきてしょくざに ちょうする」 | |||
途中で諦める方がよっぼどださいじゃん | |||
「皆の配(くば)わ 愚の構想 | |||
いるの自他う この差き 早々の」 | |||
そはにひとしき | |||
獄時に星機見空 | |||
鳥 誰は 斎 愛 人 の 神 | |||
「毒素の如くの 向けの素性」 | |||
的然として日の下 | |||
目を開く ひと | |||
しんがりで吊る ひと | |||
正覚とすがる ひと | |||
我執に喰われ 枯れていく 其のひと | |||
鳥から男 | |||
「獣々(しゅ しゅ)むぎ置く」 | |||
王子の王女 | |||
「織るめが上をきおい」(「織るめがい上を」) | |||
天使たちが祈って歌った | |||
「あ〜 ああ〜 ああ〜ん ああーん〜」 | |||
人 続ける 言「すきすき だいすき!!!」 | |||
「まさに真理てるそ」 | |||
気がつくと誰もいない | |||
あれほどの騒ぎが嘘のようだ | |||
ただ | |||
夜空の中心で凍りつく | |||
透明な川の 純朴なせせらぎだけが聞こえる | |||
千変し 万化し 枯れてなお | |||
ちぎれちぎれもたかだかと | |||
その川聊かの瑕瑾なく | |||
すりすり すりすりと擦れ合ふ | |||
枯れてなお 枯れてなお | |||
そこに何の意味があろうか | |||
もうここには誰もいない | |||
天の庭 樹のひと曰く | |||
─後編 本編─ | |||
おぼろげに朧の橋を渡っていると | |||
宙を呼ぶ声が聞こえる | |||
受戒せんと数多の落葉たちの | |||
「宿報である」と言う叫びだ | |||
その声は次第に験仏の代弁として | |||
眼下 月光あまねし大河を ひた流れる現未と結び | |||
灼熱の虹へと姿を変えていく | |||
「いずくより ああ 生れて いずこ」 | |||
─天の庭へ─ | |||
天つ日の不請の清く | |||
彼のひとの間をする抜ける | |||
あまりにも まぶしすぎてめ ああ | |||
誰も 気がつくことは無い | |||
暗澹たる中天を跨ぐ灼熱の梯子に | |||
群がる落葉たちが口々に叫んでいる | |||
「枯れ ! 朽ち !」 | |||
ここは寒い | |||
ここは熱い | |||
腸が凍る!腸が燃える! | |||
呪われた 鬼子は澱み | |||
日輪の大つぶに揺れながら | |||
流れ木の鎖りをれかへる | |||
塞きる六識の縷々と綴り | |||
今日も生きてこそ | |||
明日も生きてこそ | |||
枯れてなお | |||
影の地につきささる | |||
灼熱のたばしり朽ちてなお | |||
ぐわんぜさま | |||
「心手とわ どち宅なしと 満たし いいか 小さなものも 大きなものも 皆 必ず 救われない 絶望的だ」 | |||
らある熏ゆこう | |||
群れこうちの歌 | |||
くらもせいじ | |||
「空気の知恵」 | |||
黒も惨事 | |||
「獄約れい」 | |||
あるく ゆ事 むま また地歩く | |||
超一 結構 裏父 すつるて | |||
字ある蝶時期こうら遅々綴らて | |||
─今日もまた 生きてこそ─ | |||
この川の どこへ行く | |||
いづくより 生れて いづこ | |||
はずらる! らららららららららら! | |||
全ぶく直 心境 | |||
生きてこそ | |||
「そうだ そうだ! | |||
俺はお前を愛してやるぞ! | |||
俺だけはお前を愛してやるぞ!愛してやる!」 | |||
天の庭にて 赤い背中の男曰く</pre>}} | |||
== Song Connections / Remixes == | == Song Connections / Remixes == | ||
* 生きてこそ~特別版~ is an arrangement of one of [http://bmf.i-revo.jp/asaki/ Asaki's homepage] background music pieces, titled '' | * 生きてこそ~特別版~ is an arrangement of ''いきてこそ'', one of [http://bmf.i-revo.jp/asaki/ Asaki's homepage] background music pieces. | ||
* A slightly re-arranged version of 生きてこそ~特別版~, with a proper fade-out instead of a cut-off at the end, appears on the ''pop'n music 20 fantasia original soundtrack'' album. | |||
** This version of the song appears in ポップンリズミン, titled '''生きてこそ'''. | |||
* A long version of 生きてこそ~特別版~, simply titled ''生きてこそ'', appears on Asaki's second album, [[Tentei (album)|天庭]]. | * A long version of 生きてこそ~特別版~, simply titled ''生きてこそ'', appears on Asaki's second album, [[Tentei (album)|天庭]]. | ||
== Trivia == | == Trivia == | ||
* 生きてこそ~特別版~'s genre, KAGRUNGE, is a portmanteau of "kagura" and "grunge". | * 生きてこそ~特別版~'s genre, KAGRUNGE, is a portmanteau of "kagura" and "grunge". | ||
** Kagura (神楽) is a Japanese word referring to a specific type of Shinto theatrical | ** Kagura (神楽) is a Japanese word referring to a specific type of Shinto theatrical dance, with roots arguably predating those of Noh. | ||
* 生きてこそ~特別版~ is one of the pop'n music portable 2 unlocks in pop'n music 20 fantasia. It could be unlocked from December 21st, 2011, by entering the password obtained in portable 2's "Secret Password" (ひみつのあんごう) option. | |||
** As of June 20th, 2012, it is available by default. | |||
* 生きてこそ~特別版~ received Battle charts in pop'n music 20 fantasia. | * 生きてこそ~特別版~ received Battle charts in pop'n music 20 fantasia. | ||
** It also uses its 5-Buttons HYPER chart as its 5-Buttons chart in pop'n music 20 fantasia. | |||
* With 525 notes, 生きてこそ~特別版~'s 5-Buttons chart in the arcade titles held the record with the fifth highest notecount in a pop'n music 5-Buttons chart, behind [[uen|uən]]'s 531, [[BabeL ~Next Story~|BabeL ~Next Story~]]'s 540, [[mu9|μ9]]'s 543, and [[BI-BUN-SEKI-BUn]]'s 587 notes. | |||
* 生きてこそ~特別版~ is available in [[CS pnm Lively|pop'n music Lively]] as part of the '''pop'n music Lively Music Pack vol.4''' (pop'n music Lively 楽曲パック vol.4). | |||
== Music Comment == | == Music Comment == | ||
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=== pop'n music === | === pop'n music === | ||
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| pop'n music portable 2 | |||
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| pop'n music 20 fantasia | | |||
| pop'n music Sunny Park→Present | |||
※ Denotes chart has been revised from the corresponding CS chart (total notes: 525). | ※ Denotes chart has been revised from the corresponding CS chart (total notes: 525). | ||
=== ポップンリズミン === | === ポップンリズミン === | ||
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[[Category:Songs]] | [[Category:Songs]] | ||
[[Category: | [[Category:pop'n music Songs]] | ||
[[Category: | [[Category:pop'n music CS Songs]] | ||