Uohi ni nobori kagayohite: Difference between revisions

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eien ni</pre>
eien ni</pre>


=== Japanese (long version) ===
=== Japanese (Long version) ===
{{hide text|<pre>とても重くて
{{hide text|<pre>とても重くて


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嵶やかに
嵶やかに


                          わらえる</pre>}}
=== Japanese (Long version, Unofficial) ===
{{hide text|<pre>もし保へとなんか
こるごるもたがなら
やってみろよ
嵶やかに泳ぐ
あさひに焦がれ
あまりにも深く
いとましき
ざわめき
あたもろとも
波にさらわれ
そうだ
笑うものよ
悼むものよ
皆等しく
ひいわりと
断崖に沿って
だんぶと落ちて
珠に似た飛沫
かこちをり
「散ろ見っけ混たら ううあああ」
その口より曰く
虹を吹いては
「昇るものよ 沈むものよ これが現実だ!」
還り散る
欲しいままに生貪る
緋色の珊瑚礁
そそり歌をのせて 狭霧
深く遠く鳴り
ああ 誰か光をくれ
さまよう 人 そぞろ泳ぐ
手を取り合い 泡と詠み
明日をつなぐ輪をくぐって
あまひに舞ふ赤い雲に問ふ
歌をの線で
一天の深きよ
泣き響むか 浮き沈むか
そうだ もう光はこない
永遠に 
ああ ささくれては
行き偲び
地を削り流れを変える
ここに在らず
そこに在らず
故に
道もなく
ここは寒い
ここは寒い
ここは熱い
くるしい
くるしくはない
はぁ
ふと見上げると
水面が割れていた
その割れ目から
 真っ白な 部屋 琥珀色のは!
 殺は悪夢ら!(殺は悪ことだ!)
 きみ肌のきはまれ
 この素晴らしい世界をあまあ
 うことなく巡った後
 酌ん酌ん  めぞ今朝
 堂々巡り
 う憎いかな
 帰り避ける
 とりで泳けいでいけ
 「早口で 気にれ怠」
 とつぶやいている
 喘ぎながら
は や く ち で!
わ! わ! わ! わく で いる!
欲しいままに生貪る
白い珊瑚礁
息ができぬと任せては
深く深く 慰め合い
ああ 姦しく鳴り
跡形もなく
ひとりで泳ぐ
そびらに春を
旭を浴びて
泡に消える
彷徨うひと 先に昇る
信じたもの 愛したひと
碧落もあるべくとして
あぶれ厭ふ 深海と紛う
波折りの深さよ
天井はない
ああ 底もない
故に
光差す道理など無く
ああ
並み居ている
見ろ あの長雨を
深海で降り続く琥珀色の
日陰にも似た彼の雨を
遍し日よ
曰く
「幼い頃 子守唄に 母が歌ってくれた歌があって」
くるしい
助けてくれ
くるしくない
助けてやるよ
憎い
寒い
憎いかな
寒い
愛してる
愛してはいない
助けてくれ
地獄だ
―後日談―
信じたものの 虹の先には何もなく
振り返っても何もない
それでも
泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで
泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで
泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで
泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで泳いで
ここは地獄だ
 示唆るは
 話語る
 受かるれて死てねいてきを這う
 う墓案うらしよ疑義うもない
 お巻かうがるっている
 あるあはは悪あ
 あ針の版
 無雨答えはない
 て愉快蘭々
 お世の遊々け
 お世の遊々け
 会期にやこ
 もうわかって
 もうわか
助けてくれ
                          わらえる</pre>}}
                          わらえる</pre>}}


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