Mahoroba kyou: Difference between revisions
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== Lyrics == | == Lyrics == | ||
=== Long Version === | |||
==== Japanese === | |||
<pre>探して | |||
捜して | |||
やっとの思いで 見つけたとしても | |||
仮に 万一 仮に | |||
百歩 千歩譲ったとして | |||
仮に | |||
もし仮に | |||
幸運にも見つけることが出来たとしても | |||
実は | |||
世界は何も 変わらない | |||
世界は何も 変わっていない | |||
私も僕もお前さんも君も貴方も貴女も貴男も | |||
貴様も | |||
何も 変わらない | |||
まるで 変わらない | |||
「誇らしげである」 | |||
はっはっは | |||
―早朝 遠く離れた場所にて― | |||
まほらがあるらしい | |||
凝視! 巍々と鎮座! | |||
海女たち | |||
「誇らしげであるー!」 | |||
海霧の底で へばりつくのだが 何も無い | |||
―では 夜まで待とう!― | |||
風のひと | |||
「ひゅるひゅる ひゅるひゅる」 | |||
おだやかな夜だ | |||
ううーん! | |||
ことごとく出てはいるのだが… | |||
ううーん… | |||
凝視! 注視! 熟視! 看視! | |||
小声の海女たち(怯えた様子である) | |||
「おいそれとは見えぬぞ」 | |||
もの並べて遠くに見ゆる | |||
「ずんどこ ずんどこ どこどこ どんどこ」 | |||
遠くで何より臆病な心音が聞こえる | |||
~一方その頃~ | |||
おだやかな夜だ! | |||
波のひと | |||
「どどーん! ずんどこずんどこ! | |||
ずんどこどこどん!」 | |||
嵐のひと | |||
「びゅるる びゅるる!」 | |||
海女たち | |||
「磯が伸びるー!」 | |||
男 | |||
「星の法典を作ってみたがどうか!?」 | |||
海女たち | |||
「千珠で伸びるー!!」 | |||
海神様(の様であるが) | |||
「誇らしげであーるー!!」 | |||
海神様(いや 鬼の類であった!) | |||
「引きずりこむー!」 | |||
豁然とある宝全にて | |||
深海を産み 昂然と反るのさ | |||
鬼言集より抜粋 | |||
海女たちは歌う | |||
「ひゅるひゅるひゅるひゅる」 | |||
風のひとも歌う | |||
「びゅーびゅー! びゅるる!」 | |||
悲愁の流人 波濤に爪立つ! | |||
焼け焦げた雲が互いの顔色を伺い | |||
彼を見下ろしている! | |||
風のひとも体をまっかにして歌う! | |||
「びゅー! びゅーう! びゅーう!」 | |||
彼 | |||
「よいだろうよいだろう! | |||
では 灼熱の虹でいけるか!?」 | |||
海坂歪み 燃える | |||
手 伸びる 手 | |||
鬼 喰らう 鬼 | |||
天心に! 一閃が! 海界に! | |||
星が燃えている | |||
海女たちは逆様になり 嗚咽している | |||
海面より足を突き出し 懸命に月を蹴りあげている | |||
同様に 彼の足も海面より突き出ている | |||
時折 ものすごい速さで開脚をしているが | |||
そのうち ぴくりとも動かなくなった | |||
海は穏やかだ | |||
―後の夜へ戻る― | |||
破船よりまろび落ちる | |||
海女たち | |||
「よよと!」 | |||
新月の | |||
海女たち | |||
「思い詰めている」 | |||
長夜に迷ひてふらり | |||
冒頭の女性 | |||
「ああーん! ああーん!」 | |||
余波にはらわた数多見て | |||
~或いはまたその一方で~ | |||
頭垂れし男性は影在り | |||
双子の解説者 | |||
「どうやら潮境にて 篝火をたいている様子」 | |||
うーん… | |||
自分の顔を暖めている ようにも見えるのだが | |||
ここからではよく見ることが出来ない | |||
「波掛け衣かにもかくにも 燃やして」 | |||
星の法典「もののあわれを知る心」より抜粋 | |||
うーん… | |||
何かを呟いているようなのだが | |||
ここからでは聞き取ることが出来ない! | |||
残念だ | |||
―前の夜へ戻る― | |||
海が荒れ始めている | |||
海女のひと曰く | |||
またあんだら男がここを訪ねてきたらしい | |||
風のひと | |||
「ひゅるるるる~」 | |||
嵐のひと | |||
「びゅるるるる!」 | |||
風のひと(嵐のひとの真似をして) | |||
「びゅるるるる!」 | |||
波のひと | |||
「ずんどこどこ!」 | |||
海女のひと | |||
「おはしまさふ!」 | |||
わたなかに火の道現るるより早く | |||
鬼のひと | |||
「神づまり!」 | |||
激怒している! | |||
海神(偽物だが)は激怒している! | |||
全身が蒼い色の炎で包まれている! | |||
男 | |||
「海の法典を作ってみたがどうだ!」 | |||
海女たち | |||
「おとろしや壊劫なりおとろしや!」 | |||
腸が凍る! 腸が燃える! | |||
―星の法典より― | |||
ああ えがみ月 せりあげし怒濤 渺茫と | |||
底なしの欲得以てひかめき | |||
―大宇宙の法典より― | |||
宝前の忘れ 風むかひ 波むかへ あんだらよ | |||
腹這いになり 魚の真似事をする海女たち | |||
「かしこみ かしこみ…」 | |||
世を背き 夜 空に巣がく | |||
怒 怒 怒 怒 | |||
怒! | |||
恥辱のあまり正体を現した鬼たちが | |||
彼を海の底へと引きずりこもうとした瞬間! | |||
仏様(のようなひと)が暗澹たる中天より | |||
すす すすす― | |||
と舞い降り 凍りついた眼をこちらにむけ | |||
千本ほどもある | |||
ご立派な御手を差し出しているではないかー! | |||
仰向けになり 大宇宙で踊る星々の真似事をする海女たち | |||
「かしこみ かしこみ…」 | |||
海神様(どうやら「其のひと」と思われる)は | |||
白目を剥いて口を大きくあけている | |||
無様な鬼たちも同様に | |||
白目を剥いて口を大きくあけている | |||
臆病な海女たちもまた同様に | |||
白目を剥いて口を大きくあけている | |||
暗転 | |||
―干し魚のお面を被った男の切なるお伺い― | |||
これより先に映し出された映像は早回しであり | |||
また ふいに巻き戻され また中断されている | |||
その上 何かはわからないが 映像全体を通して | |||
赤い妙な滲みが非常に多く | |||
まともに閲覧することは | |||
困難なものとなっているのだ! | |||
そこで ぜひ貴方が直接現地に赴き 体験し | |||
そこで何が起こるのか | |||
いやその時 何が起こっていたのか | |||
あの男に何が起こったのか | |||
是非私に伝えてほしい! | |||
うーん! ううーん!! | |||
―到達をして― | |||
気がつくと 男は蒼色の砂漠にいた | |||
小さな砂の山が | |||
ぽつりぽつりと 点在しているのだが | |||
そのうちひとつの 蒼い山の中腹にて | |||
針に端座している | |||
まさか まさか まさか ここが! | |||
男 | |||
「やったぞ やったのだ! | |||
とうとう私は辿り着いたのだー!」 | |||
おめでとう! | |||
おめでとう名も無き青年よ! | |||
貴殿はとうとう到達したのだ! | |||
男は興奮のあまり | |||
白目を剥いて口を大きくひらき | |||
一心不乱に蒼い大地を摩擦している | |||
蒼いひと | |||
「すやすや すやすや」 | |||
赤いひと | |||
「すやすや すやすや こくり こくり」 | |||
投げ首の蒼い珊瑚礁たちが難渋している | |||
投げ首の赤い珊瑚礁たちが呻吟している | |||
白いひと | |||
「しんしん しんしん」 | |||
紅雪を廻らす影の遠く | |||
男が時も忘れて魚の真似をしていると | |||
真赭色の着物を着た女性(のようなひと)が | |||
近づいてくる | |||
舌の長い女性(のようなひと) | |||
「■■■■■■」 | |||
うまく聞き取れない | |||
男が端座しながら首をかしげていると | |||
女性(のようなひと)は | |||
自分の頭の皮膚をべろり!と剥ぎ取り | |||
鉄と鉄が擦れ合うような 奇怪千万な声でこう詠った | |||
顔の爛れたひと | |||
「■■■■■」 | |||
途端 女の顔が 凍りつき 爆ぜ | |||
億万の氷柱となって 男の眼球に突き刺さる | |||
生死長夜だ! | |||
大宇宙の中心へところげ落ちる男 | |||
「あ~あ~ あ~ ああ ああ~ ああ~んああ~ん」 | |||
男の顔は凍りつき 手からは炎が 足からは炎が | |||
全身から炎が 業火が 焔が! | |||
ひ ひ ひ が~~~~ | |||
そして口からは大量の火虫が吹き出している! | |||
役者たちは変わらず 白目を剥いて | |||
口を大きくあけている | |||
其の口からは大量の火虫が吹き出ている | |||
火虫は凍りつきながら 天へ昇り | |||
大宇宙に燦然と輝く星々に繭を作り | |||
億万の其れは大銀河を形成し | |||
遍く生物待望の大海原として擬態し | |||
またこの世界へと還ってくるのだ | |||
ざんねんなことだ | |||
もう還れない | |||
かなしいことだ | |||
もう戻れない | |||
四劫の輪廻へようこそ青年よ! | |||
はっはっは まほらなどなかった! | |||
なんとも 愉快痛快な結末ではないか 青年よ | |||
はっはっは 青年よ はっはっは | |||
そうだそうだ そこの君たちも笑ってごらん | |||
私 | |||
「はっはっは!」 | |||
そこの君たち | |||
「わっはっは!」 | |||
私たち | |||
「あっはっは!」 | |||
―篝火を焚き 祭祀するひと曰く― | |||
「ああ まほらなどなかったのだ」 | |||
―砂漠へ戻る― | |||
そうだ まほらなど なかったのだ | |||
全てに等しく 無は語りかけ 有と誘い | |||
また無に還る | |||
それだけのことだ | |||
ざんねんなことだ | |||
浮夜の海往く | |||
月掛かりの 過ぐ世とも 思ひ | |||
涙の底惑いながら 躓き蹲りながら | |||
欠け細る残月の波を舐めずり 漣に消ゆ | |||
大宇宙の法典「ひと」より抜粋 | |||
「ひゅるひゅるひゅるひゅる」 | |||
是 触れるべからず | |||
―あとがき― | |||
二つの頭の魚のお面を被った男 | |||
「先ほどはうんぬんかんぬんとお伺いをたてたが | |||
勘のするどい私は | |||
そのお伺い 遠慮をすることにするよ! | |||
失敬! ははは!」 | |||
そうだ | |||
真実に触れてしまった貴方もまた | |||
あの男のように | |||
もはや救われることはないだろう | |||
永遠に | |||
永遠に | |||
永遠に | |||
永遠に | |||
永遠に | |||
永遠に | |||
永遠に | |||
永遠に | |||
永遠に救われない | |||
ざんねんなことだ | |||
つづく</pre> | |||
== Song Connections / Remixes== | == Song Connections / Remixes== | ||
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== Trivia == | == Trivia == | ||
* To unlock まほろば教 in REFLEC BEAT colette, you must play all other available Asaki songs at least once, regardless of difficulty. | * まほろば教 can be unlocked in REFLEC BEAT colette since January 30th, 2013, to promote the release of あさき's ''天庭'' album. | ||
** To unlock まほろば教 in REFLEC BEAT colette, you must play all other available Asaki songs at least once, regardless of difficulty. | |||
== Difficulty & Notecounts == | == Difficulty & Notecounts == | ||
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