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m (→ポップンリズミン) |
Snow Goose (talk | contribs) |
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Line 641: | Line 641: | ||
玉の緒溜まり 鳴き響もす | 玉の緒溜まり 鳴き響もす | ||
とこなから 不愉快な音が聞こえる | |||
前から後ろから聞こえる | 前から後ろから聞こえる | ||
Line 654: | Line 654: | ||
天と地の和解の証なのだろう | 天と地の和解の証なのだろう | ||
そう思いたい | そう思いたい | ||
そう思い食いから! | |||
かわいいや!? | |||
遮るもの無き少年 ころころ | 遮るもの無き少年 ころころ | ||
Line 686: | Line 686: | ||
天高く透く一片の雲に過ぎず | 天高く透く一片の雲に過ぎず | ||
ああ だが生きてこそ | |||
呪われた 鬼子と呼ばれ | |||
篝火の影絵となりて | 篝火の影絵となりて | ||
それでも | それでも | ||
Line 705: | Line 705: | ||
赤い背中をした彼は言う | 赤い背中をした彼は言う | ||
「言われていたのだ! 言われていたのだ! 言われていたのだ!」 | 「言われていたのだ! 言われていたのだ! 言われていたのだ!」 | ||
彼はそ呪がそうを子あり! | |||
─実際─ | ─実際─ | ||
Line 736: | Line 736: | ||
そはにひとしき | そはにひとしき | ||
獄時に星機見空 | 獄時に星機見空 | ||
Line 742: | Line 741: | ||
「毒素の如くの 向けの素性」 | 「毒素の如くの 向けの素性」 | ||
的然として日の下 | |||
目を開く ひと | 目を開く ひと | ||
Line 808: | Line 804: | ||
暗澹たる中天を跨ぐ灼熱の梯子に | 暗澹たる中天を跨ぐ灼熱の梯子に | ||
群がる落葉たちが口々に叫んでいる | 群がる落葉たちが口々に叫んでいる | ||
「枯れ ! 朽ち !」 | 「枯れ ! 朽ち !」 | ||
ここは寒い | |||
ここは熱い | |||
腸が凍る!腸が燃える! | |||
呪われた 鬼子は澱み | |||
日輪の大つぶに揺れながら | 日輪の大つぶに揺れながら | ||
流れ木の鎖りをれかへる | 流れ木の鎖りをれかへる | ||
塞きる六識の縷々と綴り | 塞きる六識の縷々と綴り | ||
今日も生きてこそ | 今日も生きてこそ | ||
明日も生きてこそ | 明日も生きてこそ | ||
Line 858: | Line 846: | ||
この川の どこへ行く | この川の どこへ行く | ||
いづくより 生れて いづこ | いづくより 生れて いづこ | ||
はずらる! らららららららららら! | |||
Line 869: | Line 857: | ||
「そうだ そうだ! | 「そうだ そうだ! | ||
俺はお前を愛してやるぞ! | 俺はお前を愛してやるぞ! | ||
俺だけはお前を愛してやるぞ!愛してやる!」 | |||
天の庭にて 赤い背中の男曰く</pre>}} | 天の庭にて 赤い背中の男曰く</pre>}} |
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